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  • 執筆者の写真司法書士あんしん相続

岐阜市民のための相続ガイド①亡くなった直後とお葬式

更新日:2020年12月18日

【記事公開日】令和2年11月2日

【最終更新日】令和2年12月18日(目次追加)


本記事では、家族が亡くなったときにすべき手続きをまとめました。手続きの全体を把握することを目的とし、各手続きの詳細は参考リンクから確認できるようにしています。

岐阜市内の方向けに、行政関係の手続きについては市役所や関係機関へのリンクも掲載しています。

 

【岐阜市民のための相続ガイド 記事リンク】

 

①亡くなった直後とお葬式


【目次】

 

①家族・親戚への連絡

危篤であることが分かっていればその時点で連絡を済ませておきましょう。

現場に駆け付ける人数などを考慮し、連絡するのは近しい人に限っても良いかもしれません。

亡くなった後の連絡では、「亡くなった日時・場所・原因」「お葬式の予定」などを伝えます。



②死亡診断書を受け取る
死亡診断書イメージ

死亡診断書は画像のように死亡の事実について詳細を記録したものです。

後々市役所などに提出するので、大切に保管して下さい。

病院で死亡した場合……その病院で死亡を確認した医師から死亡診断書をもらいます。

自宅で死亡した場合……かかりつけ医に連絡して死亡診断書をもらいます。

(自宅で死亡して)かかりつけ医がいない場合……警察に連絡する必要があります。

警察が現場で事件性がないことを確認したら、死亡診断書の代わりになる死体検案書を発行してくれます。




③ご遺体の搬送・安置をする

お葬式までの間に、「安置場所までの搬送」と「お葬式までの安置」をしなければなりません。

病院(霊安室)からはその日のうちに搬送するのが通常です。

事前に葬儀社を決めていなければ、とりあえずは病院の提携葬儀社に搬送・安置を依頼するのが良いでしょう。後で葬儀だけ別の葬儀社に依頼することも可能です。

搬送費用は、10km以内の搬送で棺も含めた場合5万円程度になります。

安置施設費用は1日1~2万円が相場と言われています。(実際には葬儀とセット価格のところが多い)

自分で自宅に搬送・安置する場合は費用がかかりませんが、ろうそくや花などの枕飾りや、シーツの下にビニールを敷き、部屋の温度に気を付けるなどといった準備と管理も自分でする必要があります。

 

【参考リンク】


 


④葬儀社の選び方・打ち合わせとお葬式

まずは複数の葬儀社に見積りを出してもらいましょう。

お葬式は人数・グレード・オプションによって費用の幅が大きいため、ある程度イメージを固めておく必要があります。見積りで分からない項目があれば、しっかり確認して下さい。その時に丁寧な説明を得られるかどうかも、葬儀社を選ぶ重要なポイントになります。

プランの打ち合わせは複数人で行い、要点のメモを取っておくとよいでしょう。結局のところ、よく理解しないまま契約してしまった、ということが後の不満やトラブルにつながります。


なお岐阜市内では、岐阜市斎苑の周りに多くの葬儀社(斎場)があります。


お葬式の流れは、主に通夜・葬儀・告別式・火葬に分けられます。

葬儀社のホームページで丁寧にまとめられているので、そちらを確認するとよいでしょう。

 

【参考リンク】




 

まとめ

亡くなった当日は身内への連絡・死亡診断書の受取・お葬式の準備を行います。その他は病院や葬儀社の指示に従い、やるべきことを済ませていきましょう。次回の記事では、各種届出と補助金申請についてお話しします。


 

【記事の執筆者】司法書士 岩田慎也

1991年、岐阜市生まれ。県立岐阜高校、名古屋大学経済学部を卒業。22歳で司法書士試験に合格。

愛知県の司法書士事務所に約3年間勤め、毎日お客様からの相続・遺言相談に対応。

2020年、岐阜市花園町で司法書士あんしん相続を開業。


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